先日、オイル交換のためCMガレージさんに向かうのに1速に入れクラッチをリリース。「ブゥーン」と言う音だけが響き前に進まないミニ様。
あきらかに車止めか何か引っ掛かっているみたいな感じにサイドブレーキ引きっぱなしかな?サイドブレーキ確認するもしっかりと下まで降りています。ワイヤー切れならスカスカだし・・・
とにかく動かさないと何も始まらないので、JAF様に救援要請
カスタマーサポートから
「パーキングレバーのボタンを押しながらもう一度強く引っ張って下ろして見てください」
いや、レバーは既に降りきっているのですが言われるままに「エイッ❗」
ダメですよね。

説明って難しい。レアケースだそうだ
「とにかく状況的にレッカー装備で伺います」と言うことでしたのでJAF待ちです。

そして、JAF様が到着するまでオイル交換予定で出向くはずだったCMガレージさんに一報したところ
「雨で、走りました?」「希にブレーキシューが固着するのですよ」
ミニのパーキングブレーキ固着
「前後に何度か動かしていると外れる事が良くあるんです」

そう言えば先日雪道を走った後融解材や凍結防止剤を流すために下回りを念入りに水かけた後そのまま車庫駐車したままでしたね。
言われるままにローとバックギアに入れて何度か動かしていると、何事も無かったかのように発進。
ミニのあるあるだそうで水で錆びたブレーキシューがドラム内で固着していたようです。初めての経験でした。固着・・・
そして、JAF様が到着するまでにあっという間に元通り。JAF様も「サインだけでも頂けますか」と。結果JAF待ちに。
ご担当者様もまだお若い方でブレーキの固着は全く経験無かったので、レッカー移動していたかもって。
無事大事にならなくて良かったです。そのままオイル交換へ。
ドラムブレーキ

https://www.akebono-brake.com/product_technology/product/automotive/drum/
最近はディスクブレーキが増え自転車までもディスクブレーキ。ディスクブレーキは高速での効きは有利ですが、低速や停止時は効きがが弱いという欠点があるのですね。なので、前輪はディスクブレーキ、後輪はドラムブレーキと言う組み合わせはコスト的にも安いのもありますがパーキングブレーキとフットブレーキが兼ねられ低コストで済むので良く使われる組み合わせでもあるのです。
重量が重くなる高級車ではディスクブレーキの内側にパーキング用のドラムブレーキを付けているものや電子制御をふんだんに取り入れているものもありますね。
リッターカーや低コスト車の後輪がドラムブレーキなのはそういう事情も絡んでいます。
なぜ後輪
機械式パーキングブレーキの構造は、ワイヤーケーブルで強制的にブレーキシューを広げて固定するシンプルなもので、操舵する前輪に付けるよりも動かない後輪に付ける方がコスト的にも技術的にも楽だと言う事情が。シンプルなも物は壊れにくいですから耐久性も良いわけです。