長らく眠っていた我が家のママチャリをかみさんが訳あって乗って見たところ、1速とスポークの間の隙間にチェーンが脱落。
我が家のママチャリは変速機付き
元々付いていたスポークプロテクター(1速ギアとスポークの間にあるプラスチックの円盤)が、経年劣化でボロボロに崩れ無くなりスポークと1速の間にやたらと広い隙間が。調整さえできていればチェーンが外れる事はないと言いますが、プロテクター有りでギア周りの設計がなされているのでしょうスポークと1速の隙間が大きいので脱輪もしかたないとスポークプロテクターを物色
昨年購入したフリーホイールハブにもセットでスポークプロテクターが付いていて、価格もリーズナブルでしたけど単品で購入するとけっこうなお値段なので躊躇。継ぎ足しで賄ってきたママチャリにそこまでするのもなと。
で、ふと先日交換したクロスバイクのフリーホイールハブには元々スポークプロテクター付いていたことを思いだしそれを流用
型番も同じMF-TZ20。うまく流用できてラッキー
いざ交換と言うことですが、ママチャリの説計はある意味シンプルでは無いのですが大量生産で決まった部品を決まった順で組み立てる決まった手順の賜物で、
完成後の部品交換なんて考えていなくて(失礼!)効率よく低価格を達成したいわば使い捨て設計で生まれているのでスポークバイクに比べると手間がかかりますね。
専用工具が必要な所にビスがあったり、部品の耐久性も低いみたい
まずは完成形の部品順番を記録。後でこの順番に組み立てます。
ドラムブレーキのケーブルを外して、後輪は後ろにスライドさせて外します。後輪を後ろに引ける様にチェーンをスプロケットから外して引くのですがこの時リアフェンダーが邪魔になるので外したかったのですが工具が届かない場所で固定してありフェンダーは外すのを断念、
チェーン引きが付く変速機無しのタイプと同じフレームを使用しているのでタイヤを後方に引っ張ることに。
フリーホイールハブの固着
はい。やって参りましたホイールハブの固着。びくともしませんww
そして、再登場
レンチの柄延長作戦
まさかスチール角柱の出番がこんなに早く来るとは。
サクッと外れるのでけっこう気持ち良い
すっかり後輪も外れたスカスカのママチャリ。
せっかく外したのでチェーンの清掃と洗車。
過去に色々と試しましたが、結局は速乾性と遅効性の2種類のパーツクリーナーとチェーンデグリーザーの3種類を使うことで落ち着きました。
速乾性と遅効性はどちらかがあればいいかな
チェーンデグリーザーはじっくりと油汚れを落とすと言われますがやはり、洗浄力は高くないので、そこはパーツクリーナーにが強力。パーツクリーナーはバイクの場合内部のシールを痛めると言いますが全て金属である自転車のエントリーチェーンでは気にせず使えますので頑固な油汚れをパーツクリーナーで洗った後デグリーザーでじっくり落とすのが洗浄力もコスト的にも優しいので、これに落ち着きましたね。単純な事ですが、強い洗浄力を持つものはダメージも強いと言うことです。
後はデグリーザーを水で洗い流すと同時に洗車。フロントスポークも違うママチャリから移植されたツギハギで、長らく置きっぱなしで埃を被ったママチャリですが洗車を終えて新車みたいに見違える様になりました。
後は後輪を戻して完成です。
※今回ホイールのグリスアップはあまり乗らないママチャリでもあるので面倒くさいのと車輪の抵抗も無いようなので見送り。