注目していたYAMAHAの3輪ビーグル『noslisu|ノスリス』が単独プロジェクトを離れ5月30日からYAMAHA正規販売店から順次発売されます。思い起こせばノスリスが発表された後しばらくして試乗会があったのが2020年9月のこと。発表から3年を経過してやっと正規販売店から発売となりました。
ノスリス関係者の方々は「発売するには何かとハードルがたくさんあって・・」と話されていたのを思い出します。
ノスリスが誕生したのは川崎重工業の社内公募で選ばれたプロジェクト。今から見ればその地点で随分仕上がっていますね。

川崎重工は、社内公募制度「ビジネスアイディアチャレンジ」において、電動三輪ビークル「noslisu(ノスリス)」を第1号案件に選定しました。
2020年09月10日 kawasaki
そして、その3年後正式に発売されたのが市販モデルらしいアレンジが加えられた『電動アシスト』『ev』『カーゴ』の3種類。特に電動アシストタイプはカゴの位置が大きく変わったのが印象的。販売価格は電動アシストタイプで363,000円~と、市場価格からは少々離れた設定なれどその分evタイプやカーゴタイプの価格帯が抑えられているのでバーターしている様に見えますね。

公式ページ
https://www.kawasaki-motors.com/noslisu/
noslisu(電動アシスト自転車仕様)

noslisu e(フル電動仕様)

noslisu cargo(標準装備)
免許不要で以外とカーゴの出来が良くて、輸送関係で活躍しそう。


関連記事 : noslisu(ノスリス)試乗
公式ページも2023年8月末でその役目を終えプロジェクト関係者の皆様もやっと肩の荷を降ろされたことでしょう。
3輪と言えばNIKENを販売しているYAMAHAがその技術力を構築されていましたが、これでkawasakiも3輪の世界(eバイクですが、)に参入し、市場活性化に繋がれば良いですね。