BMW Motrradからヘッドアップディスプレイ型のバイク用スマートグラス『BMWモトラッド コネクテッドライド・スマートグラス』が発売されました。
Motorrad Connected Ride

同社はヘルメット型のスマートヘルメットも開発していますが、メガネ式は初の試み。確かにヘルメット限定よりも利用の幅が広がるのは事実。
スマートグラスと言えばGoogleの『Google Glass Enterprise Edition』スマートグラスが2023年の3月でサポート終了の実質デイスコンであり、『Project Iris』も白紙に戻され新規ハードの開発計画はストップするなどAR技術の開発はソフトだけに絞って続けると発表した事を鑑みるとそう簡単なものでもないようですが、BMWはGoogleよりもレンズに埋め込む形で進化開発していたようです。


ちなみにARグラス市場は確実に賑わってきています
XREAL Air(旧製品名:Nreal Air)AR グラス
話しは戻して、BMWのスマートグラスですが、同BMWのバイクハンドルにある手元マルチコントローラースイッチで操作できるのも専用ならではの機能っぷり、商品特長としては
MとLの2サイズ、Mは瞳孔距離53~67mm、Lは59~73mm。
リチウムイオンバッテリー充電方式で最大10時間の動作が可能
レンズは 2 セットの認定 UVA/UVB レンズで1 組のレンズは 85% 透明、もう 1 つのセットは、着色レンズ仕様
メガネ利用者には『RX アダプター (+/- 4.5 ジオプター) 』を用意。メガネの上から被せて使用できるオプションもあり、速度、制限速度、ギア、およびナビゲーシション機能とヘッドアップディスプレイの情報としては十分な情報が視線そのままで表示されます。
もちろんバイク用途に固定する必要はなく、今後はカメラが内蔵されることも容易にに考えられますね。
ヨーロッパでの希望小売価格が690ユーロで、現在日本への発売は未定です。
BMW Motorrad ConnectedRide Smartglasses
Connected Glasses - RidersGear
CONNECTED RIDE SMARTGLASSES
https://www.bmw-motorrad.co.uk/en/Equipment/apparel/connectedride-smartglasses.html
BMW Motorrad presents ConnectedRide Smartglasses.

今後カメラが付いたとすれば盗撮問題には発展しかねないですね