中古車販売の『ネクステージ』も保険契約不正疑惑が明るみになり、昨年度は消費者庁にビッグモーターに関する相談件数が1,491件あったことが発表されるなど、顧客だった人、元従業員、官庁と次から次へと話題を提供してくれている不正疑惑。
その不正の焦点となっているのが「こちらの保険に乗り換えてくれたら割引」「この保険とセットでないと割り引きできない/売れない」等損保ジャパンとの保険契約を絡めた商法。特にビッグモーターが悪どいのは一例としてニュースに取り上げられている、タブレットで規約をスクロールして見せただけの悪質なもの。
これって車に限らず大なり小なり普段良く見かける『セット販売』
そして、これは独占禁止法による違法行為。但し顧客の選択肢を奪う、顧客が損をするというのが法に触れる前提。詐欺ほど立証するのが難しくはありませんが黒に近いグレーゾーンであるには違いない。
車だけに限らず日用品でもありそう。金額が低いだけに「まぁ、いっか」で済ませていることだって。
車は中途半端に金額が大きいので被害額に遭遇したときこそその被害額も目立ちますが、不動産程に比べると中古車等は一括で支払えたりするものもあり、売り手も買い手も抱き合わせ販売による違法行為は見過ごされることだってありそう。だからこそ抱き合わせの違法行為に付いては買い手側も賢くなる必要がありますね。
日本損害保険代理業協会様から発行されているリーフレットでは何らかの理由がある保険契約の勧誘をされた時の注意喚起をリーフレットにして配布しています。
ディーラー・販売店で自動車保険を勧誘された皆様へ‼️
このリーフレットを読むと以外と過去にも支払わさせられていたなんて事があるかもしれません。