トヨタのラグジュアリークラス新型センチュリーが発表されました。モデルチェンジではなく新しいラインを追加。
その姿はショーファードリブン。まさに印象からもロールスロイスを彷彿とさせる安定のスタイリングポジション。
月30台の生産基準
従来のセダンに加えてラインナップを厚く展開予定で30台/月の生産を基準台数とするのは価格2500万円からと言う設定がその強気台数を見越しているのかも。ロールスロイスで本気を出したら7,000万~1億円に直ぐに到達する価格であり、メルセデスベンツマイバッハであっても5,000万円の価格であることを考えればこの2,500万円でこれだけのクオリティのショーファードリブンカーが手にはいるのなら超お得価格。
ショーファードリブンでSUVライクな車を持ちたいけど、ロールスロイスは高すぎるしアルファードじゃなぁと言う新しい顧客を開拓できそうです。
もちろんそこにはトヨタ曰く無限のオプションを用意していると、カスタムの余地も十二分に併せ持ち超富裕層の期待も裏切らないラインが用意されているようですね。
[KIWAMI LINE]紅蓮(ぐれん)グローリーレッド〈3V0〉×シルバー〈1L3〉[M33]
♪紅蓮の花よ~♪が頭で鳴っていたと思う。by LISA
ちょうどロールスロイスがレイスで若者層を取り込んだ時のように、セダンの社用車御用達のセンチュリーとは違う新しいセンチュリーのラインナップとなってほしい。
そのスタイリングは発表会のイメージ写真で見ても随所に手の込んだ作り込みが素晴らしくて、装備の面でもボックスタイプの仕様であるテールゲートと後部座席の間にはガラスの仕切りを完備、テールゲートの開閉による温度差を皆無とする等オーナーの快適性にも十分配慮。
低コストながら知恵と技法で満足感の高い完成度を実現
特にフロントグリルの凹凸からホール(穴)へと変化し、立体で濃淡を表現するグラデーションは見事
とは言え心のどこかでは何かこうファビュラスなイメージが足りないなぁと感じるのも事実。悪く言えば妥協。でもそれでも2,500万円なんて家買える。妥協なんて全く無い。