こんなに山奥の秘境なのに休日は大にぎわいの入之波温泉・山鳩湯へプチ旅
いやぁ、たくさんの訪問客で車がいっぱい。
場所は奈良県の川上村。昨年土砂崩れがあった国道169号線沿いですが、事故現場よりは随分と北にあるので通行止めはありませんが、似たような断崖絶壁の169号線沿いを行くので恐ろしい。
更に細長い大滝ダム湖沿いの道でもあり河川の様な湖の様な深く長細いダム湖沿いの道と断崖に挟まれている道はとてもスリリングだし、大滝ダムの長細さに驚き。
大滝ダム重力式コンクリートダム
山鳩湯
その大滝ダムを越え、丹生川上神社上社を過ぎて大迫ダムを渡った先に今日の目的地である入之波温泉 山鳩湯があります。
大迫ダム湖沿いに温泉旅館が立地しており、側道の上から下へ降りていくタイプ。温泉も人気なのですが『釜飯』が大人気で、温泉後に食事をする場合は予め『釜飯』の予約をしないとありつけない。注文してから炊きあげるので時間がかかる事と数も多くないらしいので、人気メニュー『釜飯』を食したいら事前予約を!
入之波温泉の泉質は茶褐色の鉄分を多く含んだ湯でぬるっとしているナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(含炭酸重曹泉)で、鉄分やカルシウムが豊富の100%源泉掛け流し。
ちょっと温度が低いかな。和歌山の花山温泉-薬師の湯-に似た泉質。含二酸化炭素・鉄-カルシウム・マグネシウム-塩化物・炭酸水素塩泉なので、似ています。
湯上り後は上がり部屋があるのでくつろぐことが可能。だけどこの部屋で飲食は禁止。
そんな入之波温泉は大迫ダムや大滝ダム沿いにあって、道中はダム観光もできるので是非とも立ち寄ってダム観光、特に大迫ダムは湖側から見てほしいです。
ダムの規模は小さいながらも湖側のコンクリート物の放出パイプのデザインがどこかペリカンを彷彿とさせるデザインの厚が強い建造物です。
更にその下流にある大迫ダムはそのサイズからして迫力あるダム。2012年の建設当時は展望台もあり、賑わっていた雰囲気を感じされますが10年でその姿はダムとしての機能を果たすだけのものとなりとても残念。
この大滝ダムには『ダムの空みち』と名付けられたダムの天端。あのダムの天辺にあって、人とか車とか通れるあの道がその巨大なダムに比例して、とても長いストレートが印象的
ここには仮面ライダーが絶対いる。
その大きさにお尻がムズムズします。
大滝ダムの大きさを感じるならダムに向かう169号線の上り坂から見上げる山間に佇む大滝ダムの姿が大迫力。
丹生川上神社上社
更に大滝ダム沿いには龍と馬を奉る丹生川上3社のひとつである上社があります。ダムが建造される前はダム湖に沈んだ山間に位置していましたがダムが建設されると同時に山頂へ移転。
鮮やかな黄色の旗印神社の回りに張り巡らしてあり、その数がとてもきれいで、まるで今から戦国時代の戦が始まる様な雰囲気があり、ホラ貝と兵隊たちの掛け声の音が聞こえてきそうなまるで武将様気分です。
丹生川上の場所は遡ること神武天皇の頃より神聖な場所としての奉られてきた場所
雨乞いの龍を奉る神社でもあり、大滝ダム建設の時に作成されたメタルの龍のモニュメントがダム湖内に設置されています。上社へと登る道沿いからダム湖にありますので、注意して見つけてください。ダム湖の水位が上がれば隠れる様ですので冠水時を狙って。
残念ながら近くへよって見ることはできないです。超カッコいいのに!
こちらの上社には初穂料100円のおみくじがあり、もし万が一『凶』を引いてしまった時は『龍神の玉』と言う幸運のお守りと交換してくれます。
大滝ダムからはじまる169号線沿い、入之波温泉・山鳩湯までの国道169号線には楽しいスポットがたくさんあり過ぎたプチ旅でした。