最近では町おこしプロモーションの成果も上がり週末は観光客でにぎわう吉野郡天川村『洞川温泉地域』夏の夜は幻想的な景色ですよね。

洞川温泉ビジターセンター等は2024年4月にリニューアルされてからはキレイになって連日の大盛況ぶり。
そんな天川村には洞川地区から少し外れた場所に天川薬湯センター 『みずはの湯』と言う薬湯があります。秘境とは言い過ぎで比較的楽に行ける立地です。
独自にブレンドされたハーブや薬草を露天風呂に溶け込ましてなんとも薬湯の効能が満載。
本格的な薬湯
薬湯センターと枕詞が付くだけあって、薬湯に浸ったままの身体を水道水で流さずにただ水気を拭くだけで上がったら次の日までなんともその香りが残る位、そんな本格的な薬湯でした。


ただし温泉郷にあるので温泉と思うじゃないですか。まぁどこにも温泉とは書いていないので、早とちりなのは間違いないのですが使用の水は水道水。確かに薬草との相性は水道水の方が管理しやすいですものね。
大峰山龍泉寺~
洞川地区の更に奥には修験道の修行をされる修験者の拠点となっているお寺。門となるのは朱塗りの門

もう一つは鳥居。神社としての機能もあったのでしょう。

鳥居の右には汚れ?の様ですが、文字(梵字)が書いている様にしか見えなかったです。

大峰山龍泉寺~龍の口伝説
天川村はゴロゴロ水と呼ばれる日本でも有数の湧水が出る地帯でもあり、境内にも龍の口と呼ばれる聖域があり、この水を含むと病が治る霊験あらたかなありがたい湧水。鶴の恩返し的な伝承『龍の口伝説』発祥の場所だそう。


参拝した日は丁度修験者の方々が修行から戻られた所でした。



水がキレイな霊場で、滝行も頻繁に行われています。この日もまた滝行のお経を読む声が響いていました。見えているのは脱衣所でその奥が滝行。

そして境内には『なで石』と言う、なでると軽く、叩くと重くなるという不思議な石があるので是非とも体現して欲しいです。

観光客も多い洞川地区ですが、竜泉寺の方面に踏み込めば人も少なくなり、パワースポットと言われている様ですが確かに霊験あらたかな雰囲気も味わえる寺ですのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。