昭和43年創業の長く営んでいる熱湯銭湯。サウナも完備温泉と言う名は屋号としての温泉で、水道水オンリーの昭和のザ・銭湯。なんと言ってもお湯がすこぶる熱い超熱湯の聖地の一つ。
浴室内センターにある浴槽は常に熱くて深さもあり、真ん中にある約90cmの浴槽内縁に作られた座面に腰掛けることは可能ですがゆっくりべったり座れると言うものでもない。が、お湯の表面積が狭いので熱湯も温度がキープされる。それに加えて、定期的に湯沸かしの熱湯が流れてくる。その温度は体感50°越えていると思える、そこに肌をもっていこうものなら低温火傷しそうなほど熱くて痛い。


湯船に使っている人の肌は真っ赤っか。おじいちゃんに連れられてきた子供なんて熱くて入ることもできないほど。正に熱湯の聖地。(ここまで書くとハードルがめっちゃ上がってしまいそう)
常連のお年寄りは「熱いお風呂でないと入った気がせーへん!」とご満足。人間お年を召されると皮膚感覚も鈍ってきて温度を感じ無くなるそう。夏場部屋が暑いのに感じなくて熱中症になる。あれと同じですね。低温やけどに注意。


浴槽は4種類。センターの熱湯の他に『ジェット寝湯』『気泡湯』『電気風呂』『スチームサウナ』『水風呂』の計6種類。その他の浴槽温度はメインの浴槽との温度管理をしているとは思えないが水深が浅いので体感温度は低め。
スチームサウナの温度は50°と低くて、昭和ストロングサウナ好きには物足りない温度。湯船に入っていた方がよっぽど汗をかきますね。温(熱)冷浴で水風呂に入るのがこちらの施設では良いかもしれません。
昭和の銭湯を色濃く残す熱湯の聖地が今も健在なのは熱湯好きにはたまらないご褒美。

うちのカミサンはたまに目の前が白くなってチカチカすると言う事があるので、熱湯に入るには注意が必要。明らかに体力を削がれています。その疲れもたまらないご褒美なのですが、やはり注意。
アメニティも必要最低限
- 石鹸
- ボディーソープ
- タオル 200円
- シャンプー
- リンス
- かみそり
駐車場も完備。(その昔は無かったのでしょうね)
定休日は月曜日と金曜日
営業時間は16:00~21:30分のみ。だから成り立っているのかもしれませんが、最近のスーパー銭湯では味わえない熱湯を是非とも味わって欲しいし、この文化が廃れない事を期待して止みません。