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株式会社カートップが車買取代金を踏み倒し社長夜逃げ

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またしても車を手元から離してその車ごと代金もなにもかも戻らない詐偽事件がニュースになった。被害者が80人を超えて被害総額が4億円越えと被害額が大きいのでニュースになっているが、このような事件は日本全国で言えば日々発生しているではないか。現に自分も被害に遭った身だから、被害に遭った方の悔しさは痛い程わかる。今も車両の被害額は犯人が逮捕されたとはいえ戻ってこない。日本の法律では無い人からは何をどうしたって取れないのだ。

本件、被害総額4億円を負って夜逃げしたのは東京都板橋区東坂下国道17号線沿いにある株式会社カートップ。2021年に新規設立し2024年に屋号を現在のカートップに変更。買取業者としては比較的手広く運営していた模様。

手口は単純だ買取査定斡旋サービスMoTAで高額な査定額を掲示し買取1位となり売却者との連絡を取る手口であり、そのまま車両の引き取りを催促され、後日指定された日時に代金が支払われず連絡も付かないと言うこに。被害に遭われた方には確かに少し高額だなと思ったもののMoTAからの紹介なのだからそう言うものだろうと思うのも頷ける。

中には1000万円近いポルシェマカンも被害に遭われ、80人もの人が一度に被害にあったと言うのだから大規模詐偽である。当初は真面目に返そうと思っていたのかもしれないがなにか手広く事業を大きくしようとしたか単純に資金繰りかわからないが後半は手口も明らかに詐偽行為として立証できるだけの粗い犯罪になったのだろう。

そして案の定社長は夜逃げ。その足取りはつかめていないと言う。

この詐偽、と言うか商売における詐偽行為はビジネスと言うシステム概念を根本的に崩すもので世の中から信用が無くなったらお金の概念が崩れる。動く不動産と言われる車、車検や色々な場面で自分の手元を離れる時が多々ある。売却もそうだがその時に車だけ持っていかれてとんずらと言う事がいつ自分に降りかかってくるかはわからない。

knisk
knisk

既に自分には降りかかったのだが

コーティングだってそうだ、車が手元から離れ後は預け先が返してくれるまではその業者の信用で成り立っている。しかしその信用が保証されているかは幻想だ。当人同士でもし返却できなかった場合は・・・等と保証をし合っても無意味だし、第三者を介入させるしかその保証は確立されない。確かに預かりに対する保証制度があっても良さそうだがきっと割に合わないのだろう。

MoTAもある意味被害者だ。数多いる店子がどれだけの信用を持っているか日々変わる状況で把握するのは難しい(が事業として運営する以上は顧客にできる限りの誠意あるシステムで運営するのがその基本姿勢だと思う)

話がそれたが何にせよ詐偽への救済処置は現在無いに等しく泣き寝入りが圧倒的に多い。とは言え防ぎようが無いのが現状であり、車の売却時にとんずらされるケースだ。これだけは車を所有する多くの人が遭遇する可能性がある事案であり、車整備における車の預かりはある程度の相互関係が構築されているが、売却査定に関してはお互いが初見であるのでどこの馬の骨ともわからぬ(それは買う方も同じだが)取引においては細心の注意が必要だと思うが怪しいながらも高額提示され足下を見られていては触手が延びるのも責められない。買取業者によっては即日入金を掲げているのはそんな側面があるからだろう。

不幸にも詐偽に遭われた皆様には本当に痛い思いをされた事、少しでも返金されることを望んでやまないのですが、注意しろと言われても中々に難しいのもわかります。これから売却される方は「もし詐偽なら、詐偽じゃないか」と頭の角において対応した方が絶対良いのでそんな風に思って対応願うばかりだ

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