我が家にやって来たポルシェ991.2カブリオレにコーティングをリボルト奈良店でお願いした結果、その店長のオタクぶりと技術力の高さがもたらした満足いく仕上がりで大満足。
セラミック? ガラス?

最近業界でも目にするのがセラミックなの?ガラスなの?どちらが良いのか。結果的には業界の闇に閉ざされたままよく解らないも事がわかった。と言うのも(この説が正しいかどうかは見方によって変わる)セラミックコーティングもガラスコーティングの一部であると言うことだ。ガラスコーティンググレードの最上級をセラミックと言うか言わないか。そもそもセラミックがガラスの最上級なのか?コート材の質や成分、果てはセールス上の戦略も絡み単純にこれはガラス・これはセラミック・という訳ではないようだ。
成分的にはガラスは鉱物、セラミックは土(鉱物含)なので違うと言えば違うが
但し少し前からリボルトではガラスコーティングの最上級グレードであるエクストリームをセラミックと表記し始めている。ブランドによっては表記だけの問題で、「セラミックって言ってるけど成分は本当にセラミックなんです?」みたいな突っ込みから回避する事もあるのだろうが、突き詰めてはいけない。とにかくどちらにしても両者成分的に言えなくはないし。確かにセラミックと表記される方がガラスよりも高濃度な複雑な成分であることは間違いない。(その複雑さが何なのかと言うことではあるが)
コーティング施工は磨きが命
成分についてはこの辺りで。でないと永遠に続いてしまう(笑) 施工に戻して・・

色々なコーティング店の人から話を聞いていると共通して出てくるワードが『磨き』である。塗装もそうなのだが下地をいかに平坦にすることで仕上がりが変わってくるというのと同じで、厚みのある塗装でさえそうなのだから特にコート材は数ミクロン単位なのだから下地が影響するのもうなずける。
もうお気づきかもかもしれないが『コーティング撥水/親水』と『ヌルヌルの輝き』はベクトルは同じだが別物である。混同されるかもしれないが『ヌルヌルの輝き』はいかに塗装面を平滑にしてその上にクリアな透明層を平滑に且厚く乗せられるかでヌルヌルと輝きが決まる。一方コーティングは輝きに寄与していなくはないが防汚や撥水の耐久性等の品質的な面に寄与する。
まとめると、光沢を重視するなら丁寧に『磨き』を施工してくれるショップ。言わば『技術』一方コーティングの品質を重視するならより高品位な溶剤を提供してくれるブランド。これは『化学』そのどちらも巧みの職人の腕は必要だが、『磨き』はその技術のウェイト比重がとても高くなるのでショップ選びはかなり重要
究極ヌルヌルの深みのある光沢を希望なら塗装面の上に透明層が覆い被さるプロテクションが適していますがそれを入れると複雑怪奇な呈をなしてくるので又今度。
リボルトを選んだわけ
また脱線してしまったが、コーティングに戻すと、大元である溶剤開発メーカーであるリボルトのブランド力も決め手の1つだがそれを扱うリボルト奈良店の店長にお話を伺っていると『車両を美しく保つ』という観点に強いこだわりがある店長で次郎系の様にガツガツと強く推してくるわけでも無く、かといって営業的でもなく話し込んでいるとポロポロと本音と言うかこだわりみたいなものが湧き出してくる店長で、人柄も良く、色々な質問に丁寧に回答を頂いたのがとても好印象だったのでこちらのリボルト奈良店にお願いした。

もう随分と長く経営もされているのでショップとしての実績もある。
実は数年前、MONSTERを納車した時にコーティングのショップとしてこちらのリボルト奈良店を検討したがその時はセラミックと言うコーティングを試してみたかったとのプロテクションフィルムも試してみたかったので別のショップにした。(大阪松原のカーメイクアートプロ)その時のリボルト奈良店の料金も他店と比べると随分と低価格であったし気さくなオタク店長に預けようか迷ったが上記の理由で見送った。
今回はその磨きのオタクぶりを見てみたいというのもあり、リボルトのエクストリームプロと言うグレードがセラミックと言えるならわざわざ遠くまで行かなくとも近場で施工可能ならそれに越したことはない。何より店長のオタクなそれぞれの車両メーカーに対するボディの塗装面や質をこれまでの経験でその車両にあった施工をされているのも信頼できるポイントだ。
それと『磨き』が命と先程は書いたがオタク店長に言わすと『洗車』も同じくらい大切とのこと。
リボルト奈良では洗車にも時間をかけて車両の程度を見ながら何回も洗うそうだ。『磨き』の前に『洗車』も命だと。他店でもそうなのかもしれないが施工内容のこだわりは話し込まないと出てこない。実際そこまで色々と話されるのショップは多くはないだろう。ましてやディーラー任せではその先のショップは全く見えてこない。そう言うところもリボルトに依頼する後押しとなった。
そして一週間後
仕上がり
施工を終えてドックで寂しく待っているカレラさんの仕上がりはいかに。

元来明るい色なので磨きが映える色ではないが(笑)あの例のライトで照らしてもスリ傷の類いは確認できない仕事ぶり。
店長曰く、前のオーナーなのか店舗なのかざっと磨いた後があったらしくその程度が若干粗い磨きだったとの事だ。そう言われるとスクラッチが入っていたかの様に聞こえるが実際、『磨き』要らないんじゃね?と思う位傷は見えてなかったので、もちろんパット見た感じではわからない微差の話である。
何なら本当に磨きとコーティング必要だたのか?(笑)
「ポルシェは磨いていて楽しいですね」と感想を嬉しそうな顔で言われたが何と言って良いかわからなかった(笑)
ホイールコーティング
どちらかと言えばホイールのコーティングがメインではある。なんせドイツ車のブレーキダストは凄まじいから。毎回汚れるし鉄粉が刺さるしコーティングの恩恵の真髄はホイールにある。

グレードもボディと同じく『エクストリーム・プロ』を選択。タイヤホイールは外さないまでも手の届くところは全て磨きと塗布したもらった。ホイールこそこだわりたいが足回りで映える箇所も無いのであるが汚れ落ちだけはしっかりと確保したい。
だがしかし、やはり秒の早さで汚れるホイール。ショップからお家までの短い距離でもダスト。
細かい話だがいくらコーティングしたとはいえ鉄粉であるブレーキダストを放って置くと刺さったダストが定着されるので早めに除去した方が良いのであるが毎回乗る度に洗車と言うのは現実的ではない。とは言え毎回早めにブレーキダストを取り除くと言う作業が必要になる。
店長に相談した結果、毎回走行後は水をジャブジャブに浸したファイバークロスでダストを流しながら洗い拭き上げるイメージでダスト除去するくらいに落ち着いた。毎回ホースで水をかけるのも現実的ではないし。
幌のコーティング
実はこの幌のコーティングに一番コストをかけたかったと言うのが正直な所だが、何が幌に適しているかは最後までわからずじまいだった。店長と話していてもボディ程明確な答えがかある訳でもなく歯切れが悪かった。それもそーだ。幌は布なのでインテリアのソファーと同じ類いであり、違ったりする。そもそも幌の材質がメーカーやグレードによってビニールなのか帆布なのか何が使用されているかわからないのと、そもそも数が少ないので対応しきれないのであろう。
ある意味ソファーのコーティング(あるのかどうかわからないが)を試す方が良いかもしれない。とは言え車コーティング材料を提供しているブランドとして幌のコーティングも請け負っている。そもそも素材として水を弾くものでは無い物を撥水加工しているのだから無理もない。
一番の効果は幌を開けないことらしいがそりゃ無理

正直これに限ってはリボルトブランドは余り意味があるのか無いのかわからないのが現状だ。少なくともボディよりは持続効果は薄い。
店長よもやま話。幌の事例そのものの絶対数が少ないのであるが過去に幌を何度も洗車してきたが、幌の素材として一番丈夫だったのがメルセデスベンツだったそうだ。
ちなみにポルシェは品質はあまり良いとは言えないらしくモケモケになりやすいそうだ。ロードスター等も同じく弱いらしいがロードスターは保管環境も千差万別らしいので一概には言えないそう。
プラスチック樹脂部分
樹脂の部分も明らかに細かな擦り傷があったがこれも除去されていた。ピカピカの黒だ。樹脂にもコーティングはしてもらったので多少の硬度は高くなったと思うがそもそもが柔らかいので傷が着くのも時間の問題である。世の中のプラスチック樹脂がいつまでもピアノブラックであることは限りなくゼロに近い。クロスで拭いただけで簡単に細かな傷が付くのが樹脂なのは言うまでもない

シートのコーティング
これは経験値的に塗布した方が色移りが劇的に防ぐことができる。特に白やクレヨンの、シート色ならその効果は確かにあるが塗布している実感が無いのが残念
今回は値も張るので前のシート助手席運転席のみにした。リアシートはそのままだ。


レザーと言えど車に使用されているナッパレザーは塗装されているものがほとんどである。革用の塗装なので簡単に剥げるわけではないが革の汚れを落とすとなるとその塗料まで犯す危険性があるのでコーティングするとその清掃が飛躍的に楽になるのでシートコーティングは明るいシートにはとてもおすすめ。
店長の信頼度が確認できたのはここでもある。仕上がり当日にお話を聞いていると「なぜかステアリングだけ黒く汚れていました」これには思い当たる節があり、使用していた黒のドライビンググローブが劣化しており、細かな革がステアリングに付着していたのを実感していたからだ。その汚れが付着していたのを清掃の時にキャッチされていたのだろう。しっかりと清掃されたのだなと感激した。
こだわりのメンテナンスキット
オタクぶりはメンテナンスキットにも現れていて、リボルト全店がそうらしいのでコストダウンかもしれないが(笑)店長曰く例のケースに入れるとしまい込んじゃう人がいるのでどうしても使ってほしくて編み出したのが使い捨ての紙袋に入れて渡す方式。これなら使ってもらえるかなと言うことらしい。
紙バッグに入れられた付属のシャンプーと撥水剤セット


これが良く付属するケース。こちらはカーメイクアートプロさんのものだが、(決してカーメイクアートプロさんがこだわっていない訳ではない。念のため。)多くの店舗のキットはこのタイプに入れられている。高級感もあって良いのだが確かにしまい込んでしまうと言われればそうかも知れない。

日々の洗車
洗車についてもおすすめの使い方はファイバークロスを付属のシャンプーを泡立てて包み込むように洗い、もちろんブローで水を飛ばせれば尚良いが、拭き上げはシャンプーで洗ったクロスを絞って使うのではなく新しいファイバークロスを使って拭き上げして欲しいとの事でシャンプーで使用したクロスは使い捨てて、次回の洗車は拭き上げに使用したクロスをシャンプーで使用すれば細かな傷が着く可能性は随分抑えられると。
洗いと拭き上げを順に繰越して使い捨てる方法でファイバークロスは単価の安いものでも初めの一拭きは品質もキープされるので常に新品を回して使う、是非そうして日々の洗車をするのが望ましいとのこと。又スポンジはいくら凸凹タイプであろうと細かな砂埃をキャッチしているのでなるべくなら避けた方が良いらしい。ここまで来るとオタクぶりにも神々しくて店長を見る目を開けていられない(笑)
是非そうしてセレブ洗車しようとアマゾンで格安ファイバークロスを大量購入予定だ。TARO WARKS はブランド力もありお得感もあるのではないだろうか。
ロケーション
場所的に香芝ICから車で5分の所にあるので遠方からも便利ではあるが交通の便から見ると一般的に良いとはいえ無い。しかし最寄駅はJR志都美駅から徒歩14分と車の施工ショップとしては良い方ではなかろうか。まぁ評判のコーティング店はだいたいこんな立地ではあるので腕を便りに訪れれば良いと思う
リボルトの回し者みたいになったがリボルト奈良さんとは全く関係なくてコーティングも然ることながら店長のオタクぶりに感動したので紹介させてもらったまでだ
最終的には幌、ホイール、シートと材質と使用場所が違う施工が多岐にわたったのでそれなりの価格にはなったがそれでもディーラーや他店と同グレードで換算すれば随分格安で施工できたのではないだろうか。





