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ハード リペア

MINI ワイパーブレードゴム交換

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雨の日は運転を控えているのですが、先日やむなく雨の日に出ワイパーを動かすとゴムが劣化も劣化。ちぎれていたので交換備忘録。基本雨の日は乗らない様にしていますので、すっかり気付きませんでしたね。

整備も兼ねて、ワイパーアームを取り外します

取り付ける前のメッキワイパー。MINIのブレードは指さし込んでいるだけだそうだが、固着していて、まず人の手では取れません。

CRC等の潤滑剤、僕はホーザンのコンタクトスプレーを使用しています。粒子が細かくて奥まで入り込んでくれるのでよく使っています。旧車に固着は付き物ですね。

潤滑剤は浸透するまで少し待ってから。それでも簡単には取れませんね。テコを利用するもの等があれば比較的簡単に外れます。適当なものが無かったので釘抜で代用です。傷に気を付けながらの作業

ゆっくりと抜いていきます。この細かいローレットがブレードの角度ポジションを決めています。

ワイパーアームを簡単に抜くには

原理的には以下の事をすれば簡単に取れます。

ワイパーアーム自体は長さがあり、その端を本体のモーターにに差し込むという動作が、アームを取れにくくしています。長さのあるものはどうしてもそのアーム部分を持ってしまうのが人間。できる限り先端(モーターの中心)を持つようにしてもわずかの傾きがゼロ勘合ではまっているもの邪魔となり取れない訳です。

できる限りアームの先端(モーター中心)部分を掴むことができれば簡単に外せますが、現実的に不可能。

方法はアームを立てて、できる限りモーター中心部から垂直に力をかける様にすれば、簡単に外せます。例えば、Aの部分(モーターの中心と重なる場所)をプライヤーが何かで掴んでそのまま垂直に抜く。とかですかね。

ついでに各部品の磨き直し。機械を使用すると早いですね。

ビフォー

アフター

ワイパーアームとブレードはアームのポッチにブレードの穴を嵌め込む特殊タイプ。アームとブレードを以下のような方向に曲げると簡単に外れます。

ワイパーゴムの交換

今回購入したのは、PIAAのコレ WGW70HT

MINIのガラスには撥水材を塗っているので、ワイパー使うことも希なのですが、それでも普通タイプのゴムは撥水材の上に乗り上げるので、撥水剤にも対応するSOFT99(ガラコ)製のものとPIAAのものの二択なのですが、PIAA製が安いことが多いですね。最近はほとんど見られない、山型タイプ

MINIの短いゴムはサイズが無いので長さを合わせてカット。一本で一台取れるのでお得。

ゴムはブレード両サイドのブラスチックキャップを外した方がはめやすいのですか、この樹脂キャップは劣化しているものもあるので、慎重に。樹脂の両サイドを広げ、三角の止めを外すイメージで。

左右の樹脂キャップの中にはゴムは入らないので、左右は乗り上げて先端は樹脂キャップに入れます。

長さは現物合わせが一番いいですね。金属の背骨に樹脂キャップが両サイド重なる長さでカットすればOK

あまり。後ははめ込むだけです。

替える前のゴム。こんなのがあちこちに。

今回選ばなかったのはコチラ。どちらでも装着には問題ないですがゴムのコーティングに違いがあります。SOFT99はコーティングにグラファイト粒子を使用し、PIAAはコーティングにグラファイト粒子とモリブデン粒子を混ぜたものを使用。

モリブデンもグラファイトも鉱物なので、二つの特性を併せ持つという事は色々な環境に対応できる幅が広がるかと、そちらをチョイスしています。環境が固定されれば、どちら相性が良いほうが多くコーティングされているものをチョイスするのが良いとは思います。

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