毎年我が家では紅葉の肥料としてグリーンパイルを打ち込んで今年で3年目です。

3年前にカミキリ虫に穴を開けられた時に治癒と復活を兼ねて肥料を探したところ見つけたのがグリーンパイルでした。

子供の頃はカッコ良かった昆虫カミキリ虫もその日を境に我が家の紅葉に害を及ぼす害虫となりましたw
樹木医さん曰く幸い紅葉は頑丈な樹木だそうで穴を開けられても一冬越えることができれば自己治癒できる強い樹木だそうです。なのでグリーンパイルが本当に役立ったのかは本当のところは比較対象が無いので正確な所は言えませんが、その周りの芝生も生き生きとしているので効果はあるようです。

毎年打ち込んだ箇所だけ芝生の伸びが早くて芝生刈り回数が増えて超面倒臭いですw
グリーンパイルは業者様がご利用される地面打ち込み用の肥料でジェイカムアグリ様から発売されています。樹木用の杭タイプの緩効性肥料で、チッソ、リン酸、カリを多く含んでおり素人には良くわかりませんが含有成分比率が樹木に理想的な配合とのこと。
●NPK成分比(%)
チッソ(17)ーリン酸(10)ーカリ(10)
水に溶けにくく、化学分解あるいは微生物分解をうけて有効態チッソに変わります。
施肥後の回収は必要ありません。
肥効期間は約半年から1年と長持ち!
グリーンパイルで何が助かっているかと言うと、打ち込むだけで簡単に肥料が与えられて1年に1回の打ち込みで済むところ。
1本の打ち込みで30~60cmの深さ広さまでじわじわと肥料が広がるので樹木1本に対して約3本を周りに打ち込むイメージですね。

紅葉の肥料はまだ新芽が出てくる前の樹木が休眠している2~3月に与えるのが良いとされていて、痩せているからといって夏場所に与えるのは肥料焼けを誘発し紅葉のメインシーズンに鮮やかな色にならないそうで、我が家もゆっくりと肥料が緩効性で与えられる3月初旬に与えて鮮やかな紅葉を楽しんでいます。
今年はシマトネリコの周りにも増やして見ました

紅葉の周り、枝の先端の真下を目安にトライアングルになるように配置。次の年はその三角形を回転させて肥料の位置が重ならないように三角形に配置します


杭打ちタイプなので打ち込みに対応するべく肥料そのものの強度は心配ないですが、特に地面が固い場合は打ち込むのに苦労すると言うレビューが多いです。我が家でも初めて打ち込んだ時、地面の固さにグリーンパイルが負けて変形する事もありました。
変形防止のためにプラスチックのキャップが同梱されていてはいますが、そもそも男性の力で変形する位のパワーで杭打ちしなければならない固い地面の場合、女性では打ち込むのに苦労すると言う声が上がるのも当然かも。

そんな時は一旦スコップ等でグリーンパイルを打ち込む所を掘り起こした方が楽に作業できて安全ですし、出来れば良くある釘を打つハンドハンマーよりも杭を打ち込む様な一回の力が大きくかかる巨大なハンマーが良いですが、それがない場合は角材などを降り下ろして打ち込む等すると楽にめり込んでいきます。
更に芝生が生殖している地面では地表から数センチ地下に埋める必要がありますが、その時もグリーンパイルと同等の太さの角材で打ち込むと地表の中に入りやすいですね。

深く埋めたとしても夏本番になって芝生が成長する迄穴は空きっぱなしですがw
我が家も土壌は基本的に粘土質で表面は土壌改善して頂きましたがその奥は粘土なので樹木にとっては良い環境では無いのですが、今年はシマトネリコエリアにも打ってみたので夏の状況がどんな風になるか楽しみです。
又夏の状況はこのブログに書きたいと思います。
ジェイカムアグリ株式会社グリーンビジネス部
https://www.jcam-agri.co.jp/product_g/list.html#seikei01