我が家の玄関の壁沿いにグリーンを植えようと玄関ポートフロアのコンクリートパネルとお隣との境界壁の隙間をはつり。

我が家の玄関ポートのコンクリートパネルの隙間には人工芝を敷きつめているので雑草が生えないように人工芝の下はモルタルで埋めているのですが、端っこはどうにも殺風景なので端だけグリーンを植えることに。

そこで、埋めているモルタルをはつっていくわけですが、ハンマードリルなんてものはさすがに待っていないので、タガネとハンマーでコツコツと。手持ちは写真の小さいタガネ。

表面のモルタルだけならこれで十分だったのですが、途中から巨大な石の様なコンクリートの塊がモルタルの下から出現。

小さなタガネではいつ終わるかわからない頑丈さに、大きいサイズのタガネをコーナン様にて購入(780円)

ハンマーももう少し大きいもの(写真は違います)に変更。力が入り易く大きな力が伝わるのでサクサクと塊を砕いていきます。やはりはつりはパワーな訳ですよ。

タガネとハンマーでもある程度のコンクリート粉砕は可能とはいえ少しでも効率的な作業にグラインダーで削れる所は削ります。

ここで、少し迷った
ディスクグラインダの替刃の交換方法と注意点
ディスクグラインダはディスクを交換するだけで『削る』『切る』『慣らす』が出来る万能工具な訳ですが、刃の向きに注意が必要です
ダイヤモンドカッターの取り付け
刃の向き : 基本的にラベルが印刷されている方向が見えるように取り付けます

ホイルワッシャー(A)
ディスクグラインダーのディスクは色々な規格がありますが、概ね切削と研磨用大きく2つあってダイヤモンドカッターの切削タイプは穴が大きく、研磨用は穴が小さいものがポピュラーです。
切削用の大きい穴用のワッシャー(A)の向き

研磨用のディスクに多い小さい穴用のワッシャー(A)の向き

切削用ディスクのパッケージにはワッシャーが付属しているものもあり、小さいホイルワッシャーでも取り付けが可能な製品もあります。

いづれにしてもホイルワッシャーの挟む方向と組み合わせはしっかりと守る必要があります。
ホイルワッシャー(B)
ディスクを押さえ込む片方にも向きはあります。
ワッシャーの外側にある凸をディスクに当てる方向で押さえます。
ディスク印刷面側

ホイルワッシャー(A)側


研磨用のディスクのワッシャー(A)の向きは切削用と逆向けです。こんな感じ。
研磨用組み合わせ

切削用組み合わせ

高速回転で刃物が回るのでくれぐれも保護メガネ、長袖、革軍手等保護をするものは面倒臭くても忘れずに。
「斫り(はつり)」
ちなみにこのDIYの途中でディスク交換時に軍手が邪魔になり素手でワッシャー取り外しバーを回した勢いで手を怪我してしまいました。軽傷ではあるのですが絆創膏が剥がれないように包帯を巻いています。

この包帯のお陰で「どうしたの?」とご心配の声を見る人見る人から頂いたのですが、その時に「はつってて」と言ったらほぼ9割りの人が「はつりってなに?」と聞き返します。
ですよね。
僕もエクステリアの業者様にお仕事を依頼するまでは『はつり』って知りませんでした。
ですが外構の業者様と話をした時に当たり前のように「はつりしないとダメなんで」「そこははつり必要すっわ」と『はつり』が一般流通用語みたいに話の中に織り混ぜてくるんで、「はつりって何ですか?」と聞いたくらい。
その時は「コンクリート触る事っす」って教えてもらいましたけど、知らないこちらが無知みたいな感じにwなったことがありました。
以上、はつりのDIY作業とディスクグラインダーの刃の交換の注意点を前日談と共にw

いやいや、北條さん。完全なる業界用語ですよ