もうちょっと排気音なんとかしたいなーと言うことで、ビームスのSS300ソニック風の100φ砲弾マフラーがメルカリでお値下げ格安出品されていたので替えました。13,000円

新品です。
バンバン後期はインジェクション式ですが、前期は長年キャブ車の仕様。なのでマフラーも後期のインジェクション用とポン付けの2種類あるので注意。
純正マフラーはご存知あの一升瓶マフラーと呼ばれている想像以上に静かなサイレンサーで深夜のエンジン始動も気にならないカブクラスの静音マフラーなのでもう少し高揚感を求めようかなぁと。
ではここで作業手順を
作業手順
外すビスはタンデムバーに付いている箇所

フレームに付いている箇所

そして、シリンダー排気口のヘキサゴンの3箇所


サイレンサーとエキゾーストがフレームの内側で結合されているので、それぞれ個別に取り外す必要があります。



最初に一升瓶サイレンサーを外すのが楽。

一升瓶が無いだけで軽快感がかなりアップ

エキゾーストパイプはヘキサゴンで外しますが、前輪の向きをあちこち動かしてレンチが楽に回せる箇所を探ると楽ですね
さぁ、ガスケットが外れない。
多分に一度も外したことは無いと思われる個体で19年間付いたままのガスケットはうんともすんとも言わず強固に固着。
先人の知恵を頼りに、除光液に含まれる「トルエン」が成分を溶かすとか、パーツクリーナーや潤滑剤、リムーバーやら試しましたがびくともせず。一晩置けば浸透するかも知れませんが待ってられる訳でもなく結局のところこじ開け作戦。
使わないマイナスドライバーを使ってこじ開けてもびくともせず、慎重に後ろからハンマーでカチカチ叩いて掘り起こし。

本体には傷を付けないようガスケットだけ狙って

年寄りには見えないんだこれが。

で、これが破壊されたガスケット
購入したのはアマゾンでしたが、近くのバイク屋さんで純正部品取り寄せた方がリーズナブルです。400円くらい。
取り付け
ビームスのエキゾーストパイプがこうなのかはわかりませんが、購入した「なんちゃって」は先端が少々長かったので?と思いましたが、ヘキサゴンビスにも余裕があるので特に問題なく取り付け。


この地点ではサイレンサーとの位置決めができないので仮止め。

新品エキゾーストパイプを取り付ける時に気を付けるのは決して素手では触らない事。怪我を防ぐという事ももちろんありますが、手の油がエキゾーストについてそのまま排気熱入れした際パイプが熱により変色すると同時に指紋ムラが焼き付けされてしまうのを防ぐためです。
もし素手で触ってしまってもメタルコンパウンド等の金属磨きや脱脂剤で指紋を拭い取ってしまえば問題ないので神経質になる必要もありませんがね。
そして、サイレンサーとの接合部は液体ガスケットを塗って・・・

仮止めしているのでエキゾーストパイプがブランブランと言う事聞かないので何か台になるものに乗せて固定すると作業が楽
使用したのはホルツの液体ガスケット。正直シール剤はマフラー用等色々と市販されていてどれが適切かわからなかったので以前MINIのエンジンカバーで使用したこちらを使用。今のところ問題は無く排気漏れもありません。

サイレンサーはタンデムステップのビス穴を利用して取り付け。
サイレンサーとフレームの接合に本家ビームスはマフラーバンドがサイレンサーを支えていますが、こちらはサイレンサーに直付けされた取り付け部で本体に接合。

こんな感じでストリート感が増しましたね


ちなみに、サイドカバーとフロントフェンダーは黒マットでラッピング。リアフェンダーもせねば。

バッフルはごく標準の6センチタイプ
装着感
装着後はDUCATIほどでは無いですが、思った以上に音が大きいのが感想。夜のエンジン始動はちょっと控えようかなぁと思う位。でもちょっと攻めて走った時なんかは高揚感がえらい高くなって満足♥
ちなみにビームス(BEAMS)の本家をアマゾンで買えばこれくらい。