我が家の駐車場には上下埋め込み式のカーポールを立てている。手動で地中から引っ張り上げるタイプだ。中には電動式で倒立したり下から競り上がったりする高級なタイプもある様だがその機能とコストが見合わないので手動で十分だ。
であっても防犯と言う視点で見るとがっちり固められたものに比べると圧倒的に衰弱。地中に埋め込むことを考えると致し方ないのか、そんなに防犯意識が高くないのか、小さな突起に南京錠を付けて地中に埋まらないようにするだけのものがほとんどで穴約9ミリの突起に付属のミニ南京錠を取り付けるだけお粗末なものである。



巷では防犯意識が高まっているのにそれでも鍵付きのポールのラインナップは少ない
これでは心許ないとカーポールをがっちり固めようにもそれでは車を出せない。なのでせめて南京錠だけでも強固なものに変更した。
鍵と言えば絶大な信頼を寄せているドイツのABUS社にする。特に南京錠の信頼度は高い。がしかしそもそもツルを通す穴が小さいのだ。最強を誇るABUSでさえも径か太くできない以上手の出しようがない。更に南京錠であるからには避けられない弱点としてツルが剥き出しなのはいかんともしがたいので、それを避けるべく極力ツルを隠してボルトカッター等が挟みにくく切断されないように覆い隠すタイプのこちらを見つけたのだ

ABUS アバス ディスカス ステンレス錠
ステンレス製で屋外用。全体のサイズもmmとそれなりのボリュームがあって、まるまる太っていてとてもカワイイ
厚みもあって、筐体のステンレス材の肉厚は特段厚いものではないがこのボリューム感のものを破壊するのはそう簡単では無さそうだ。


パッケージもかわいい。5.5cm角に文字がレイアウトされていてブルーの色との組み合わせが何か高品質な輸入工具部品がパッケージされている感がある。

サイズチェック
街中のハンズ等の趣味的なDYIの物を置いている百貨店を除けば、なかなかABUSの製品を店舗で見れる事は少ない。ましてや今はオンラインショッピングが当たり前なので店舗の無いショップも多い。で、困るのがその物品現物が使用したい場所に適合するかどうかだ。その時はできる限りのサイズがわかる情報と写真をもってシミュレーションする。
サイズはショップや製品メーカーのホームページに記載されているので型紙にそのリアルサイズを貼ってシルエットで検証するのだが、たいてい失敗はしないのでおすすめだ。

こちらはカーポールに付けた写真ばっかりなので取り外したところ

ABUS
ABUSと言えばドイツの屈強防犯錠メーカーであり、自転車の防犯チェーンやU字ロックで有名。だが南京錠としてもその強さに信頼度が高い。それぞれ日本代理店が違いなぜか住み訳されている。自転車ロックとしては代理店『岡田商事』南京錠の代理店は『日本ロックサービス』で取り扱いが違う。それぞれABUS以外のメーカーも取り扱っていて岡田商事様はクリプトナイト等の自転車チェーン等の防犯特化でヘルメット等の取扱いもある。クルマ、バイクを愛するユーザーにむけて重機やヨット等幅広いセキュリティに対応。後者の日本ロックサービス様は住設防犯全般を取り扱いがあり施工・メンテナンスも扱う住設に強い。
いづれにしても卸なので我々コンシューマーは小売りから購入することになるが商品のことで質問や問い合わせする場合は小売りよりも卸の窓口であるそれぞれの代理店へ質問するのがベター。どちらの代理店様も親切に答えてくれるのでわからない事がある時や欲しい機能やシチュエーションを伝えればそれに見合った錠もご提案頂けるので流石に調べてもわからない場合は聞いてみるのも良いだろう。