関連記事 : Z4の黒樹脂にリスロン黒樹脂復活材を使ってみた
こちらに、書いていますリスロンの黒樹脂復活材。ページが長くなるのでMINIの施工は別ページ(このページ)に書きました。
復元剤 ブラックポリマー
旧車や、そうでなくても紫外線の威力は驚異的なので黒樹脂が白けるのはどうしてもなので、世の中に黒樹脂復活なるものが多数出回っていますが、クリンビューのアーマオールに代表される様にそのどれもが一時的に黒を復活させるだけの物なので、いままで満足しなかったのですが、今回違うアプローチから黒樹脂を復活させるものが発売されていましたので、それを試しました。
成分はボリエチレンを液体の状態で安定させた溶液で、プラスチックを溶かしつつ表面の隙間を埋めるというか乗せていく物みたいですね。樹脂を上から乗せるので半永久的に黒さが戻るそう。
MINIの黒樹脂復活
MINIの場合はスイッチ類の白化が著しく何回かシリコン系で補っても直ぐに元に戻ります。下記の写真は脱脂後の施工前。写真にとると白化が特に目立ちますが。ここまで白くはありません。↓施工前
↓施工後
随分と黒くなりました。まだ若干のムラがありますが、透明樹脂の二重成型が影響しているのか、塗布しやすい箇所が初めに黒くなります。細くて塗布しにくい箇所が黒くなりにくいですね。これを重ねていけば黒くなるようです。
ー追記ー
後でわかったことなのですが、このムラは脱脂が不十分であった為に発生したものであると、後日リスロン(株)様からご指摘を受けました。
塗装に限らず脱脂がとにかく重要との事。再度脱脂をやり直し、再トライする予定です。
右側のスイッチは殆ど黒が復活です
サイドモールも黒さが復活しています。右半分が塗布した所で左側が塗布していない所です。
樹脂が反応して溶かしながら、乗せているという事がわかります。乾燥するまではべとつきがあり、正に溶かしている感じですが、びっくりするような感じではありません。あくまで乗せている。乾燥も速乾で完全乾燥も10分なので溶けていくというのは表現が過ぎるかもしれません。さらに黒くする場合は上記の工程を繰り返せばよいそうです。
これで今後耐久の度合いを見てみるようにします。
Z4にも同様に施工していますが、長くなるので、別ページに書いていますので、ご覧ください。
-改定とお詫び-
上記の黒樹脂がメラミンスポンジに色移りした件はドアモールの樹脂、限りなくゴムに近い材質に塗布した時にできたもので他のゴム質材では無い樹脂、スイッチ類には黒の色移りはありません。
ゴム質の材料に色移りしたものに対して全ての樹脂に色移りするものではありません。
ここに改定してお詫び申し上げます。