以前ご紹介したリスロン製の黒樹脂復活材について株式会社リスロン様から記事の内容に正しくない箇所があるとコメントを頂き再度検証してみた所その様な事実は無かった事がわかりましたので
ここに訂正しお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。
古くなり白化した樹脂を黒く復活させるリスロン株式会社の黒樹脂復活材の施工紹介記事を書いたところ、リスロン株式会社様からそんな事例は今まで報告が無いとご連絡を頂きました。
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以下、リスロン株式会社様から教わった方法
弊社商品をご愛顧くださりありがとうございます。記事の中で1つ気になった部分がありましたのでお聞きしたいのですが、クロスに黒いものがついているという記載。ブラックポリマーには溶剤など樹脂を溶かす成分は無く、そのような状況になった報告は今までありませんでした。
ブラックポリマーの正式な手順。大きく分けて、前処理とコーティングの2工程になります。前処理
①脱脂洗浄剤を塗布
②スポンジなどで洗浄
③しっかり水洗い
④水滴をふきとるコーティング
リスロン株式会社様
①ブラックポリマー原液をメラミンスポンジでうすーく塗る
②表面が乾いてしまう前にクロスで拭き取る
上記の様に再度検証
①まずは脱脂 ここではシリコンオフを利用しました。
シリコンオフによる多少の汚れは付着します。
②そして清掃
③黒樹脂復活材の塗布
以上、多少の残り汚れが付着するもののこれは黒樹脂が溶かされたわけでは無く残り汚れが付いたもので樹脂は溶かされていません。
白くなった部分がしっかりと黒く復活しています。
※ここで注意なのは塗布した場所は水の侵入を防ぐためにボンネットに密着するためにクッション性があるワイパーアームホールの若干柔らかい樹脂(エラストマほどではない)です。
確かに黒い溶かされたものは付着していません。ではなぜそういう記事にしてしまったのか?ここには勘違いが発生していました。
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この状態になったのは、同時に塗布したミニのドアモールを塗布した時に発生したもので、同じ手順でドアモールに塗布したところ、黒さはバッチリと復活したものの当初の記事と同じようにメラミンスポンジに黒い樹脂材が移っていました。
どうも原因はこのミニのモールの材料の様です。この樹脂は樹脂と言うよりもゴムに近いもので、ゴムはいくら拭いても黒いものが付着するのはよくある話で、この現象を全ての樹脂にあたかも発生する様に書いてしまった事が誤った記事を書いてしまった勘違いの原因です。
今後この様な事がない様にチェックを万全にし確かな記事を書くように善処いたします。
リスロン株式会社様には誤った記事を書き御社の製品に少なからず不利な影響を与えてしまった事をここにお詫びし改訂いたします。