台湾に本社を置くPCをメインとするメーカーのacerからacerらしいミニマムなデザインに特化したスタイリッシュなスマートバイクが発表されました。
欧州先行発売のようで、まだ細かいことはわかっていませんがacer日本HPでは日本語でリアルな特徴の商品説明が記載されています。
そのスマートバイクは
ebii

acerらしい尖った特徴が満載で、都市部に住む人の通勤・通学を容易にするためのコンセプトで新しい試みがふんだんに盛り込まれています。
電動アシスト能力は25km/hと表記があるので日本ではナンバープレート取得の原付扱いなのが残念。
駆動方法はベルトドライブの無段階変速し、ペダルにかかる負荷を自動検知でアシスト可能のようですね。
acerらしいのはAIを搭載し、ユーザーの使い方に合わせてパーソナライズされていくと言うもの。その機能はフレームを兼ねるインテリジェントボックスに全て集約されています。
ヘッドチューブのトップのハンドル部分にはスマホを固定することを前提にデザインされているので、スマホを付け無いわけにはいかなさそうですがアタッチメントの自由度はどうなのでしょう。
対向車の検知やサラウンドライトシステムにより衝突を防止してくれるそうですが、具体的な詳細は資料ではわかりません。
重量はわずか16kgで、リチウムイオンバッテリーの満充電で110kmの走行は驚き。充電に要する時間も2時間半と画期的な情報が並んでいます。
あと少し速度を落としてくれたら日本で電動アシストとして乗れたのが残念
シンプルでミニマムなスタイル

片持ちホイール

パンクしないタイヤ
同じく台湾の企業であるAir Fom社製の特殊なクッション材を利用したノーパンクなecoタイヤを装着。これだけでも面白い。

Bluetoothスマートロック
注目なのがブルートゥース接続による自動ロック機能で、ebiiから離れると自動的にロックされ、近づくと自動で解除してくれるのも驚きの機能です。
盗難防止機能も装着されていて、万が一盗まれた様な自信の許可していない移動をすると検知し即座にスマホに通知されます。万が一盗まれた場合もGPSで位置を把握も可能とセキュリティに関しても万全の対応がされています。
モバイルバッテリーになるバッテリー

スマホライド

ebiiには「ebiiGO」というアプリが用意されていてアプリ連動で更に快適に使う事ができます。
アプリからはライディングモードが選べ、『ブーストモード』『スマートモード』『エコモード』の3つから選択でき、更にスマートアシストテクノロジーのebiiAssistと組み合わせることで、自分に合ったアシストモードが選べるなど先端のバイクみたいです。
ebiiGOアプリではバッテリーの残量、速度の表示、対向車の通知受け取り等の情報をリアルタイムで表示し、今後そのデータが保存され、使用者の好みを学習し、自分にあった最適化走行を続的にサポートする優れもの。そのデータがacerのビッグデータに使われるのかどうかは不明です。
この情報ではとても面白いスマートバイクで俄然興味が沸いてきますね。価格は未定だそうです。
acer ebii 公式ページ
https://www.acer.com/ebii/jp-ja/index.html
ebii Smartbike for More Sustainable Lifestyles | Acer
Acerの電動バイク!スマートAIアシスト、軽量アルミ合金フレーム採用、電動バイクのebiiが登場。試してみたいです。担当M
— 日本エイサー (Acer Japan)🌱 35th anniversary! (@AcerJapan) April 20, 2023
2023年4月グローバルプレスカンファレンス発表製品✨#NextatAcer #Acer
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acerはデザインチャレンジングな事をよく発表するメーカーですが、そのどれもが細かい情報が知らされず本当かどうかわからない発表だったりするので、このスマートバイクも発表だけされることがなければ良いけど。