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毎年恒例G.W九州への旅。感動の泥湯-別府~阿蘇~霧島

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毎年G.Wに別府から九州を縦断する旅、別府まではフェリーさんふらわぁ・むらさき。快適な船旅なんですよ、フェリーって。

やはり繁忙期はバイクの人気が凄い。最初にバイクからフェリーの枠が埋まっていくと言う人気ぶり。今年は大型10連休で家族連れで里帰りする人も多く自動車も一杯。(写真は既に大多数のバイクが乗船した後。早く乗れって怒られた)

そして、関西~別府航路では毎年見てしまう明石海峡大橋を下から見る。今年はスライドショーで。

船旅は快適でしたが、今年の九州は雨がちの天気模様で別府に到着した朝からいきなりの普通2~3mm降りの雨です。雨雲レーダーが変わるはずもなく。初日は米塚まで行って別府に戻ってこよーと思っていましたが、別府での温泉観光に切り替えた結果、それが良かった。

竹瓦温泉

まずは別府最古の公衆浴場で砂蒸し風呂もある『竹瓦温泉』へ。

歴史を感じる佇まいの公衆浴場で、砂蒸し風呂と熱湯で有名。砂蒸し風呂は鹿児島指宿の様な地熱で暖められた砂を使うのではなく、温泉で暖めた砂を被ると言うもので温泉水分を吸った砂は黒く、体の上に乗った重さはけっこうな重さで中には苦しくなる方もいるとか。

浴衣を着て入る混浴式で、砂を掛けるのもアルバイトの若い男女がせっせと砂をかける。まぁ言えばサウナの中で重たい砂をスコップで堀続ける作業は見ているだけで重労働

竹瓦温泉の立地は風俗街のど真ん中にあって、周りを一周ソープランドが囲っていると言う有名観光地にしては珍しい立地。風俗街はそんなに目立たないので気付かない人はそのままかもしれません。昔は遊郭があったのかもね。(夜はネオンでわかるかも)

別府市


泥湯(保養センター、紘泥温泉)

そして、初めてのベスト温泉の一つ泥湯に入ることができました。もう一度時を忘れて何回も浸かりたいと言う気持ちになった感動の温泉。

紹介くださったホテルの人曰く、入浴後は三日ほど硫黄の匂いが肌にまつわり付くらしいとの事

霧模様が神秘的なのも良くて、現地で聞いた情報のみだけなのも期待ハードルを上げなくて。(後で調べるととても有名な温泉だった事がわかった)

フロントでチケットを購入して温泉に向かう建物を出ると、木造作りの長い廊下を歩いて行くことに。温泉はまだまだ先にあるらしい。

けっこうな距離を歩いたらアルミドアの掘っ立て小屋が出現。フロントで料金を支払ったらもらえるチケットを箱に入れていざ入湯

脱衣所と温泉があるだけの施設。泥湯にはセットのコロイド湯がまずは目に入る。

そうそう、こちらは脱衣所から泥湯まで距離があるので、自分の荷物から目が離れてしまいます。貴重品がある場合は先ほどの掘っ立て小屋のロッカーに入れとくべし。

コロイド湯の奥にはサウナ(蒸し風呂)もあります。蒸気風呂なので高温サウナ感を期待してはダメだけど、硫黄の蒸気が充満していて硫黄臭好きならたまらない空間です。

メインの泥湯はコロイド湯の反対方向にあって、地下をぐんぐん進んでいくと12歳以下は入浴禁止の高濃度の源泉、その奥には露天が3つ。全体的に温度はぬる目。おすすめは一番奥にあるエリア。基本混浴で水着不着用なのだが衝立があるので実質男湯と女湯は視覚的に隠されています。その奥の方には源泉の吹き出し口があってその辺りは泥湯濃度も高くて温度も熱々。快適な泥湯。永遠に入ってられる感覚。

もっといたかった。

泥湯の画像は公式ページをご覧ください。

別府温泉保養ランド


2日目

の朝はもう一つの泥湯保養ランドより若干下った所にある『紘泥温泉』へこちらは別府地獄めぐりの『坊主地獄』の施設内にありますが入口は別で見落とされがち。営業が午前中だけのレアな泥湯。

衛生管理をしっかりしたいから午前中だけの営業だそうだ。

knisk
knisk

保養ランドが午後も営業しているのはは面積が広いから衛生的なのかな?

鉱脈は保養ランドとは違う所から出ているらしく、入浴者はこぞって「全然違う」と言うらしいですが、こちらの方が若干さらりとした泉質で僕的には「全然違う」とまでは言い過ぎな感じも。

デフォルトが泥湯であり、通常の水湯とは雲泥の差があるので交互に浸からないとわからないです。コロイド湯は露天ですが、泥湯は半露天の屋根付きで小振り。大人4人入れば一杯。

公式ページ天然坊主地獄

そもそも次の日は雨雲レーダーも曇りだと言っていて、昼前には雨雲が取れるとの事だったので、『紘泥温泉』にも寄ってみよう思ったのでで、これも感動の温泉であった事は確かなのですが・・天気予報では雨は取れるはずだった。しかし、

雨に当たらなかったのはバイカーの聖地『長者原』まで、この先で雨と霧に見舞われることになろうとは。

この先であるやまなみハイウェイミルクロードは雨と霧で真っ白。視界5mmのまさに『ミルクロード』。只の見にくい霧の道を通過しました。ww

そのまま雨の中を走行し、阿蘇市内にちょうど通りかかった大雨雲の中に突入する様に永遠と雨の中を只ひたすら走り続けると言う・・・

そのまま霧島に向かって雨合羽を着られる屋根のある場所が中々に見つけることが出来ないまま、どこをどう走っているのか全くわからず、そうしているうちに雨で全身ずぶ濡れ。

knisk
knisk

もういいや。今から合羽着ても遅すぎる

という事になって雨の中九州縦貫高速へ乗り宮原SAでやっと避難。全身着替えて雨がやむのを待ち小降りになって合羽を装着。SAでそのまま待機して南下。

そのままトンネルを数個抜けると、見る見る青空に変わっていき、せっかく着た合羽も一瞬で脱いでと。そんな雨が止んだら行ってみたいのごが『霧島連山』道の駅霧島を目指して出発。霧島連山越しに見る桜島はほんとうにキレイ。この辺りは高原で適度な木々も繁っていて木漏れ日の道が多いのでとてもキレイ。

knisk
knisk

残念ながら曇っていて桜島は良く見えなかったけど、連山からの景色は感動

今年は雨に見舞われた阿蘇の旅でしたが、おかげで『泥湯』や『砂蒸し風呂』を体験することができてとっても有意義な旅になりました。

来年はもっとゆっくり保養センター中心でプランを寝ることにしよう。

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