日本酒の味を決める要素はたくさんあり、通には言いたいことがたくさんあるだろうとは思いますが、米がその味わいを左右する大きなファクターだと初めて気付かされたのが、酒米『露葉風』
実際、山田錦や賀茂米等日本酒のお米でよく目にするものはありますがそれほどの感動を覚えたことは無かったです。
『露葉風』は栽培がとてもデリケートな米で今、奈良の酒蔵を中心に見直されている米で、それを知ったのが奈良県御所市の油長酒蔵の『風の森』シリーズ

その新鮮な味に感動。その銘柄は『露葉風』であるから出せた味との事。米種の旨さを初めて感じた酒
そんな奈良米である露葉風は長龍酒造でも展開されていて、そのシリーズは『稲の国の稲の酒』
稲の国の稲の酒
そして、その長龍酒造では『露葉風を楽しむ会』として、露葉風を仕込む田植えから始まり、仕込みまで一連の酒作りを体験できて、最後は自分が田植えした米から作った酒を楽しむ贅沢な体験を開催されています。2024年の試飲会は2023年に仕込んだ米で飲む
僕は2023年の田植えには参加できませんでしたが初めて試飲会に参加させて頂きました。場所は長龍酒造本社蔵の隣


桜の季節が終わった直後の良い気候でとても気持ちの良い場所。土日だけの営業ですが、野外でお酒飲んでまったりするのはとても言い気持ち。お酒を飲まなくても家族連れで公園で遊ぶ風にも使えます。
んで、露葉風を楽しむ会ですが、ブリューパークの2階で利き酒6種類に幻の古酒、それと一升瓶の飲み放題
嬉しいのはそれぞれ違うお酒にあったつまみがセットになっていたこと。同じ露葉風を使っていても味がそれぞれ違うのは面白くて、確かにこのつまみとのセットは合うねぇとニヤニヤしながらの一杯。同席の老夫婦とも和気あいあい。



長龍スタッフと直接お酒談義をしながら作り手の思いを聞くなんてなんて贅沢な利き酒の会、とても稀少な時間を頂きました。楽しかった。
今年は田植えから参加予定です!

スタッフ曰く田植えから作ると愛着が半端無いらしい
そしてブリューパークが長龍酒造本社蔵がある横を流れている高田川の桜は知る人ぞ知る花見スポットであまり知られていないのでご近所の人だけで賑わう場所ながらとてもキレイ。




ちなみに桜の季節ブリューパークの2階から見える桜は屋根に切り取られた感じでとても風情があります。この景色は2階のなるべく奥の位置から見るのとてもがおすすめ。

きっと花見を想定して作ってますよね。