荒神社と言われる場所は関西圏に多く、又三大何々と言うのも定義が決まってないらしいですが、行ってきました奈良の三大荒神『立里荒神社』

立里荒神社、この立里(たてりと読みます。)野迫川(のせがわ)村に古くからある地名でこの辺りを立里(たてり)と呼んでいたそうだ。そしてこの三大荒神の一つと呼ばれている立里荒神社に祀られている荒神様は台所や火之神様として奉られてきた神様で火を司ると言われています。
その荒神様、奈良県でい言えば、若草山の近く笠置山方面の『笠山荒神』と『すもも荒神』そして『立里荒神社』と言われています。
ちなみにこちら笠山荒神の前にはお蕎麦で有名な『笠そば』があり、連日行列ができています。サイドメニューは昼前には売り切れるほどそば以外も美味しいと評判の店。又近くのそば畑も有名で秋の頃にはそばの花が一面に咲いて観光名所になっていますのでそれも併せて笠そばを堪能するのも良いコースです。


話は戻して

こちら立里荒神社の立地は人口が日本一少ない村と謂われている野迫川村、奈良の山深い標高の高い場所にあり

神社から眺める景色は山々がレイヤーで重なって見えてとても美しい光景が広がる素敵な場所


参道には、装飾の無い削り出した大木だけの千本鳥居が並び、修験道さながらの飾りのない雰囲気が感じつつ階段を上がって行くのですが、その道中には大量のコバエ?刺しはしないのでブヨでは無いと思いますがコバエがとにかく多い。たいていこういった山中には大量に発生したりしないので腐葉土か何かその発生原因があるとは思うのですが、そんなもの置く?と疑いつつも参道にはそれらしきものは無かったです。とにかくコバエが煩わしいのでパワースポットではありますがそのつもりでお行きなされ。

ちなみに御朱印は階段手前の社務所で頂けますので参道左の社務所でどうぞ。
参道の階段を上り切れば本殿に到着いたしますが、その頃にはコバエはいなくなりコバエ達も入ってはいけない場所を感じ取っているのか神聖な場所感がぐっと盛り上がりますね。


ご神木を切らない様に建立された社殿。参拝した日は信者の方(グループ)でお参りに来られていて特別な何かを感じ得ずにはいられませんでした。
御神職様がインタビューに応えられている特別講座も是非ご覧頂ければと思います。参拝当日はこちらの禰宜/林 正裕さんが神社や立地の立野の話など気さくに話してくださいました。野迫川村を盛り上げていこうと日々奮闘なさっているのがとても印象的でしたね。
雲海景勝地
立里荒神社の近くには奈良県で雲海が発生しやすい雲海景勝地があり、そこも寄り道。

時間的には昼の真っただ中の熱い時間だったので雲海が出る時間ではありませんが、朝方などは結構な確率で雲海が見れるそうです。

この山並みが雲で隠れる

こんな感じ。