毎年秋にお参りすると言うかイチョウの絨毯を見るのが目当てで何年も通っている奈良県の東の果て御杖村の春日神社のオオイチョウの木。今年もまたずいぶんと遅い年明けの足音が近付く11月末の落葉。
神社の姿は古く無人の神社ではあるのですが、落葉しきった頃境内一面に広がるイチョウの絨毯が黄金のグラデーションに輝いてとてもキレイ。太陽が差し込む時分の昼間から夕方の角度も相性が良くて毎年見たくなるとてもキレイな紅葉。
樹齢400年以上と言われている大樹だけに銀杏の実も大きくて貫禄たっぷり。
銀杏がなるのはメスのイチョウだけ。境内に銀杏が落ちている時はあの臭い匂いで一杯。毎年黄金の絨毯の上で下を向いてラッパイチョウを探す。
ラッパイチョウは文字通りラッパの形をして筒状になっている葉っぱで、全国的にも珍しくて見つけた人には幸せが訪れると言われています。
去年もラッパイチョウをゲットしたけど今年は雨に祟られたなぁ。雨が悪いわけでは無いけど来年は雨に当たらない様に願うばかりである。(ちっさ)
春日神社の規模はとても小さくて観光化しているわけではないけどいつも人が訪れる隠れた紅葉スポット。御杖村の春日神社のオオイチョウの黄金の絨毯をこの先ずっと見れたらいいな。