ゴールデンウィークを利用して九州は阿蘇~宮崎へとツーリングに。今回で3回目となる阿蘇ロードは何回行っても飽きない絶景と快走路の特別な場所。
弾丸ツアーではありませんが、別府港からやまなみハイウェイを通るルートは外せないので、大阪港から瀬戸内海を通るフェリーさんふらわぁがなんといってもおすすめ。
瀬戸内海航路の『さんふらわぁむらさき』も『くれない』と同じ2022年秋に新造船され設備もとっても快適。
泊まりの部屋は『プライベートベッド』16人で1部屋を共有するオートロック式の部屋。共有といってもパーソナルスペースは半個室なうえカーテンで仕切られているのでプライベートは守られます。男女共用ですが、部屋割りは同性同士やご夫婦や家族どうしがなるべく同じになるように手配されますので女性でも安心かと思います。
https://www.ferry-sunflower.co.jp/lp/newship/kurenai_murasaki/cabin.html
基本的に夕飯を食べて一杯二杯とやれば後は寝るだけなので『プライベートベッド』の部屋で十分ですが、基本立つことができないので着替えが不便。『プライベートシングル』との価格差は1000円なので次回から個室の『プライベートシングル』にしてみても良いかなと。
TVも充電設備も完備されていて十分快適なのですが。
瀬戸内海航路の見所は明石海峡大橋を下から見上げる圧巻の景色。船だから見える景色は何回見ても感動もの。
船内でも購入できる大分限定の『カボス』ジュースはカボス感がとんでもないくらい溢れているので是非トライしてみて下さい。
阿蘇の天気も丁度この日だけ雨模様に挟まれた晴天であったのもラッキー。フェリーの場合に限らず交通機関の予約旅行は日程を変えられないので数日前からもうドキドキ。毎日天気予報とにらめっこです。
そして朝早い別府港へ
別府港のさんふらわぁ発着所から直ぐのところにやまなみハイウェイの入り口があり、そこから長い坂道越に鶴見岳別を望むとマクドナルドの高い看板が、これはまるでハリウッド。
やまなみハイウェイの本線に向かうには色々と道がありますがやはり表玄関から行くのが最高ですよ。
もう既に日本ではないみたい。
別府から『やまなみハイウェイ』の標識を目指して気持ちもテンションMAXのまま別府の温泉街を通り抜けると同時に硫黄の匂いがヘルメット越しにも漂ってきます。
よく卵の腐った臭いと敬遠される方が多いですが、硫黄の匂いが大好物
火山帯の温泉街に来たことを感じつつ左に折れて一般道でやまなみハイウェイを目指します。高速使うなんてもったいない。
やまなみハイウェイの玄関口を楽しんだ後は一目散に由布岳を目指します。阿蘇の外輪山も絶景ロードには違いありませんが、何回行ってもやはり草原の中を縫う道を最初に目の当たりにする由布岳正面登山口から下る草原道は感動もひとしお。
由布岳を下る途中に由布シルキーロード(とは名ばかりの荒れた道)を上って由布岳展望所もおすすめです。道が狭いので車ではお勧めできませんがバイクで行くなら是非登って欲しい場所です。ちなみに一番高いところまで行くよりは途中の地図で『由布岳展望所』と示された地点がビューポイントとしてはおすすめです。
由布岳から下る快走路は眺めも角度も最高で、曲がった先にRの大きいU字カーブが折り重なって見えるところはもう最高です。今年も意味なく何回も往復しました。
由布岳を過ぎたら聖地『長者原』で記念撮影。もうこの辺りでは草原道路があたり前になってきて贅沢にも感動レベルが下がりますが、それでも誰もが同じく口にする「日本じゃないみたい」なのは変わりません。
『長者原』の看板を背にタコメーター引っ張れるだけ引っ張って草原道を駆け抜けましょう。
次の目的地はやはり大観峰まで快走路をツーリングしながら目指しましす。
そのまま由布院の街中を通って大観望を目指す途中には岩下コレクションなどありますので観光がてらに行くのも良いですが、一回行ったらパス。
大観峰は石碑が二つあって大観峰展望所の駐車場に1つ。歩いて上まで登ったところの大観峰に1つ。昨年は上まで登るのを諦めたので、今年はリベンジで上まで行くことに。登っただけの事はありました。カルデラの尾根が約360度見渡せるのは絶景です。
去年は頂上まで行かなかったのですが、ここに毎年来るからという計画の甘さがありますw。特に距離が長いのと、どこの道を走るかという事に事前計画の時間の大半を使い、観光地の細かい情報が後回しになるというのはあるある。
大観望から望む景色に山の尾根の頂上を縫うように走る道があちこちに見えます。これからその道を走ると思えば気分も最高に盛り上がりますね。写真ではわかりづらいですが尾根沿いを小さく走っている車両が見えますよ。
大観望を満喫すれば時間的にランチタイム。ここは事前に行ってみたかった熊本と言えば『赤牛』。この尾根道を通ってツーリストの定番で展望が美しいレストラン北山様まで20分。そして定番の『バイク丼』を注文。30分ほど待ちましたが本場赤牛は絶品。
さぁ、赤牛のバイク丼を食べたら次は阿蘇市が推す360度ビューの絶景『押戸石の丘』へ続く