奈良県の東の最果ての地、我が家から曽爾高原に向かう県道81号名張曽爾線を走る目の前さらに上空に屏風のような一枚岩の玄武岩が聳え立つ。
以前TV番組トヨタ86が全国の峠道を紹介しながらドライブする『峠 TOUGE』でも紹介された奈良県の高速コーナーが続く快走路のシンボル的存在の岩

その名も屏風岩。緩やかなコーナーの先にいつも燦然と見えています。
その麓まで行けるってことをつい最近知ったので行ってきました。

どうもそこは桜の名所で知る人ぞ知る桜の名所でもあったのです。行った時期は桜の季節ではなかったのですが、桜の木がたくさん群生していてこれはキレイそう!なんでも樹齢100年超えのヤマザクラ約300本だそうです。
ですが、そもそも場所が辺鄙でもあるので整備が行き届いているわけでは無さそうで草ボーボー感は否めないのでピクニックと言う感じでは無さそうですが、桜はさておきそれでも近くでみる屏風岩は圧巻で桜越しの屏風岩も絵になりそう。これが一枚岩なのだから感慨深い。
こちらの公苑、そもそもの立地が標高の高いところにあるので少し公苑内を散策すると(散策と言うか鬱蒼とした野原を掻き分ける感じ)遠くに山地が連なる景色が望めたりと見晴らしがすこぶる良くて、逆に整備されていないところが幻想的でもある


更に神社も鎮座していて神秘的な要素たっぷりのスポット。こちらの神社は早高神社といい『屏風岩』を遥拝するために設けられた社らしい。
幻想的で人もいないのでとても良い場所とは思っているものの逆に心細くなるくらい神秘的な景色が望めます。



ただここに行くには少しばかり道幅の険しい道を通ることになり離合もままならないのでそのつもりで行かれることをお勧めします。
※春と秋の観光シーズンは駐車料金500円だそーだ❗
ルートは2つあって、県道81号名張曽爾線から青蓮寺川の側道へと渡る橋を拠点にそれぞれ北と南に別れて『屏風岩』案内矢印看板があるのですが南側のルートは途中からやたらと狭い道を通ることとなり、とてもハラハラしますので若干距離はありますが北側のルートから行くのが精神的に楽ですよ。